引きこもりママのゆる育児

アトピー、アレルギー、夜泣きっ子の育児中です。

アドラー心理学で夫婦仲回復

先日、Eテレの100de名著というテレビ番組、でアドラーの人生の意味の心理学を取り上げていました。

全4回のうち第2~3回だけ視聴したのですが、丁度その後我が家で夫婦ケンカをした際に役立った考えがあり助かりました。


その考えが「課題の分離」

ケンカのきっかけは、ある晩仕事のストレスがつもりに積もった夫が
「明日、仕事辞めてくるわ」
と言ったことでした。

それを告げられるタイミングが私的には最悪で、1日の育児と家事を終えてクタクタになっていたのと生理前症候群とが重なり、急に収入がなくなるという不安を受け入れられず、プチパニックになってしまいました。

夫を気遣う余裕が全く持てず、子供の寝ている横でこそこそとケンカになり段々目が冴えて眠れなくなってしまいました。

その日は話し合った結果、仕事を辞めることは保留にしてくれたのですが、翌日も、子供も産まれたばっか、家も買ったばっかでどーするの・・・とイライラが治まりませんでした。

こんなときこそ夫を支えなきゃいけないのに育児中の自分に余裕がなさすぎて全く思いやれない自分にとまどったり。


そんな私の心理状態を救ったのが、「課題の分離」でした。

課題の分離とは、たとえ家族間であっても自分と他者の課題を分けて他者の課題に踏み込まない、自分の課題に他者を踏み込ませないというもの。

それをふと思い出し、夫はもう働きたくないと言っているわけでもないし、転職先を探すのは夫の課題だから私がいくら心配しても手伝えるわけではないと気づき、余計なことは考えるのを辞めようとモヤモヤした気持ちをふっ切ることができました。



自分の今現在の課題は、育児と家事をこなすことと余裕があるときは夫がまた外で頑張れるように家庭を癒しの場にすることかな

もし、夫にもう働きたくないから変わりに働いて欲しいと言われたらそのときに、仕事を探したり違う生活の仕方を考えれば良いのだ

そんな風に思えたら心が軽くなりました。
 

夫婦ケンカも引きずることなく済み、アドラーの心理学は実生活で役立ちそうなので今後ももう少し深く勉強してみたいです。


アドラー『人生の意味の心理学』 2016年2月 (100分 de 名著)

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嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

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