引きこもりママのゆる育児

アトピー、アレルギー、夜泣きっ子の育児中です。

育児の合間の細切れ時間、気分転換になった小説

図書館でたまたま借りた湊かなえさんの1冊です。「母性」。


小説なんか今は面倒で読める気がしなかったのですが、なんとく子供が寝た後かな、つまんなかったら読むの辞めればいいや、と軽い気持ちで読み始めたら面白くて先が気になってグイグイ読めちゃいました。



湊かなえさんの小説には大体癖のある個性の強いキャラクターが出てきますが、母性でもそうです。


世間的には普通に見えるけど、心に闇やトラウマを抱えた女性の心理描写に私は惹き付けられていきます。


イヤミス(読後感がイヤな気持ちになるミステリー)の代表作家とも言われている湊かなえさんの作品ですが、本作は意外にもハッピーエンド。最後の方まで全く救いのない物語でしたが、ハッピーエンドなので読後感は意外とスッキリしました。


ただ、育児中の身にとっては子育てって難しいな・・・と考えさせられてしまいます。


結局のところ、理想を求めても、子供を褒め伸ばそうとしても、また母親の身勝手にしても、どんな育て方をしても失敗してしまうのではないかとさえ思いました。


だとしたら、育児に正解はない、間違っても良い。間違ったらその都度軌道修正しながら前へ進みたい。そんな育児をしてゆくしかないかなぁと今の私は考えています。



母性 (新潮文庫)

母性 (新潮文庫)

自己紹介

改めまして。当ブログの管理人は、現在、1歳の息子の育児奮闘中のアラサー主婦です。


0歳児期は乳児湿疹のスキンケアや対策や病院めぐりに追われ自ずと引きこもり気味になっていましたが、めげずに、どうにか楽しく育児するよう心掛けていました。


現在は息子の肌状態が以前より格段に改善されてきておでかけすることも増えてきました。

それでも、夜泣きの寝不足で私の疲れがひどいときは相変わらず引きこもっています。
なんといっても、子供の荷物を用意して、身仕度をして・・・から外に出るのが面倒くさいときがあります。
他のママさんとの交流もね、まだ気を使うので少し疲れてしまったりもするのです。

かといって家に二人でいてもゆっくり休めるわけでもないので、勿論頭がおかしくなりそうなときもあります。。


それでもめげずに、自分なりに抜きながら息子を笑顔にしてなんとか過ごしています。


息子のこと、私の息抜きのこと、おうちで快適に過ごすことなど気ままに綴っていきますのでよろしくお願いします。

お正月休み、子連れでも気楽に過ごせたおでかけスポット

大晦日、元旦と自宅でのんびり過ごせてそろそろおでかけしたくなってきた頃、人混み嫌いな夫と満一歳児を連れてどこへ行こうか・・・。
少しの気分転換ができれば良いのですが、中々良い案が出ず、東京駅付近の散策にしました。


丸の内オアゾ

12時前後から昼寝に入る息子。昼寝に入ったら私達夫婦はランチをするという狙いで東京駅に着いたらまずはオアゾへ向かう。
お餅にも飽きた頃なので、1階のパニーノジュストに即決。
丸ビルやブリックスクエアの飲食店は恐らく混んでいるのでしょうが、こちらは程よく空いてて食後のコーヒーまでゆっくりできました。

食事が終わってもまだ息子は寝ていたので、お隣の丸善でゆっくり立ち読み!普段子供がいると本屋でプラプラすることに飢えているので至福のひととき。



和田倉噴水公園

息子が起きてからは、皇居方面へ散歩。そういえば噴水のある公園て最近あまり見かけないなー。天気が良く、噴水を見る角度によっては虹が見えるので癒されます。記念写真なぞポチリとしたり。



皇居

そのまま皇居の方を散歩。外国人観光客も沢山います。2日は毎年皇族の方々の一般参賀もやっていますね。
皇居の外側の方のベンチがあるところで息子に持参したご飯を食べさせました。



KITTE

オムツ替えとミルクのために向かいました。初めて入ったので普段の混み具合と比較はできませんが、授乳室は私達以外には誰もいませんでした。嬉しい驚き。1月3日の15時位です。

その後東京駅舎を眺めることができる屋上庭園に寄って、1階で獅子舞見物をし、千疋屋でスイーツを買って帰りました。
ショップは全く見なかったのでまたゆっくり訪れてみたいと思います。



まとめ

乳幼児がいて、お正月休みに混雑している初詣や初売り以外のおでかけがしたい場合でも、東京駅丸ノ内エリアは意外と楽しめるスポットが沢山ありました。

特に皇居周辺は清掃が行き届いていますし、晴れていると本当に清々しくて、新年早々良い気を受け取ることができます。

上手く人混みを避けお金をかけずに気分転換になる有意義なおでかけができました。

f:id:ayurun:20160105201808j:image


アレルギー予防には母乳が良いと言われてるのに乳児アトピーが全く治らない理由

産まれたばかりの我が子の湿疹が治らないと母親は困り果ててしまいます。

ただでさえ産後の体で始まった育児に疲れているのに、痒みで掻きむしってしまう赤ちゃんを目の前にして途方にくれてしまいます。


石鹸や洗濯洗剤を変えたり、母乳の場合はアレルゲンとなる卵、乳製品、小麦等を除去して和食中心にしてみても湿疹が消えない・・・!


皮膚科や小児科に行ってもステロイド、保湿剤、抗アレルギー薬等が出るだけ。

母子共に寝不足気味になり、やむを得ずステロイドを塗って貰うと嘘みたいにきれいになって喜んだのも束の間、塗るのを辞めるとまた湿疹が再発。


完母の私は、息子が生後2ヶ月頃からこのような常態で、赤ちゃんなのに一体いつまでステロイド塗り続けていんだろう?と不安でいっぱいでした。


アレルギー予防のためには母乳で育てる方が良いと言われているのに、それ以前に何ケ月も乳児湿疹が治らないならアトピー性皮膚炎になってるような気がして腑に落ちない気分でした。

そんな中、母乳育児中なのに乳児アトピーが治らない理由で、納得ができたものが次の2つでした。

1、母乳が原因で起こるアトピー

まずは、離乳食を遅く始めたり、体を温かくして育てる西原式の西原克成医師の理論。

母乳でアトピー皮炎や中耳炎、膀胱炎が起こるのは、母親の口や喉や胃腸内、膣内の黴菌が白血球に吸収されて、白血球が黴菌の運び屋となり、汚染された白血球が母乳から赤ちゃんにうつされるためです。黴菌を抱えた血液中の白血球は、母乳中や尿中に排出されても生きた黴菌を抱えたまま生きていて、黴菌を何処へでもばら撒きます。この黴菌が赤ちゃんの腸から吸収されて、赤ちゃんの免疫病が起こります。

母親が生姜、唐辛子、タバスコを常用したり、小麦類や肉類を多く食べたり、体温より低い物を飲食した時に、悪玉菌が大量に吸収されて白血球に抱えられて母乳に出てきます。母親が免疫病の時にも母乳が汚染されます。免疫病は、歯周病菌や口呼吸による喉の常在菌、冷中毒による腸の黴菌やウィルスの白血球内への取り込みによる血液の汚染で発症する様々な器官や組織の細胞内感染症で起こりますから、アトピーの母親のお乳でもひどいアトピーっ子や喘息の子が育ちます。

引用元:西原ワールド アート医研

アトピー性皮膚炎の方は亜鉛不足が多い、皮膚を構築する材料の不足

もう1つは栃木県にある谷口医院さんのホームページに栄養とアトピーの関係性を書いてあったものです。産婦人科から小児科、皮フ科まであるようで乳児のアトピー対策もしているようですね。

体は60兆個の細胞でできています。その細胞を作る材料が足りなければ、障害が出てきてしまいます。皮膚や粘膜は細胞分裂の盛んな組織であり、常にたんぱくや亜鉛、鉄などのミネラルや、分化に必要なビタミンA、蛋白代謝にかかわるビタミンB群などが、健康な皮膚を作るためには供給されなければなりません。また、炎症の部位で増える活性酸素を消去するためにビタミンCやビタミンEなども必要です。

そして、消化 吸収に問題があると、必要な材料がとりこまれていないことになり、皮膚や粘膜の質が落ちてきます。結果として、アトピー性皮膚炎になったり、胃腸障害や気管支喘息になったりするということ、つまり材料不足により、異化>同化が疾患を作るというシンプルな考え方が基本となります。

胎児期に母親からもらう亜鉛不足や、生後に母乳中に含まれる亜鉛が少ない場合 亜鉛不足をきたすはずです。
母乳で育てている場合、母親の検査をしますと亜鉛不足であることが多くあり母親に亜鉛を補給することで改善します。

引用元:
谷口医院 小児科 アトピー性皮膚炎と栄養

まとめ

母親がアトピー性皮膚炎だったり何らかのアレルギーを持っている場合、西原医師の言う黴菌だらけの母乳になっていたり、谷口医院のおっしゃる栄養不足の母乳になっていて赤ちゃんにとっては皮膚を構成する上でも十分な栄養源になっていないことがあるようですね。(谷口医院のホームページでは更に鉄や蛋白質の不足についても記述があります。)

私自身軽めのアトピー体質なので、思い当たる節が沢山ありました。
生後6ケ月位まではほとんど母乳だったので、その時期息子の湿疹がずっと治らなかったのも今なら納得ができます。


アレルギー予防や免疫を与えるために母乳メインで育てたい場合は本当に母乳の質が問われるのだと思います。
急には母親の消化能力がアップするものではないと思うので、妊娠中もしくは妊娠前から生活習慣を改善したり、足りない栄養素を補給することが重要なようです。

夜泣きの特効薬チャイルドヘルス、飲ませた結果

赤ちゃんの夜泣き対策として見つけたBioGaiaのチャイルドヘルス。購入してから1本飲ませきりました。

 
チャイルドヘルスは母乳由来のロイテリ菌(乳酸菌)を与えることで赤ちゃんが1日に泣いてる時間が1/4になるという商品。
 

その結果は・・・

うちの11ヶ月の息子の場合、ここ最近夜泣き回数が確かに減りました。
いつも深夜の3~6時頃の細切れの夜泣きに悩まされていたのですが、それが殆どなくなりました。
 
24時~1時位に1度しっかり起きるのでミルクを飲ませてまた寝かしつけます。
その後は、寝苦しそうにしたり寝返りを打ったりはしますが、声をあげて泣く程はなく6時位まではどうにか寝続けてくれています。
 
 

注意点

・商品レビューで書いてる方が他にもいましたが、液体が残っていても途中で出にくくなってしまうので、中の内蓋も外さないと最後の1滴までは使えません。

f:id:ayurun:20151223143106j:image
f:id:ayurun:20151223143119j:image


・1日5滴使うとして約25回分のようですが、効果が出なかった最初の頃は5滴以上使ったりしていたので、うちは17日間で使いきってしまいました。
 
 

今後は?

正直値段は安くはないので、効果がなかったら絶対リピートするつもりはなかったのですが、夜泣き回数が減っているのでリピートしようと思います。
 
チャイルドヘルスだけが夜泣きが減った要因ではないと思いますが、もう少し続けてみたいと思います。
 
 

厄除けいつ行く?厄年ママ、厄が子供に移ると聞いて行ってきました。

もうすぐ息子が産まれて1年・・・。慣れない育児が始まり、自分の体調不良や息子のアレルギーに翻弄されてクタクタになったとき同級生から一言。
「 厄除けとかは?うちら今年厄年なんだよ。厄って子供に移るって聞くよねー。」
マジですか。。

知りまへんでした。産まれてこのかた厄年なんて気にしたこともない。厄除けもちろんしたことない。

だって、ハロウィンが終わり、クリスマス終わった5日後に門松飾って初詣ってわけわかんない国に住んでるからどんな風習を大事にしたらいいのか分かんなくて。
私自身はホテルのチャペルで簡単な挙式で済ませたタイプですが、妊娠したとたん腹帯→お宮参り→初節句と和風の行事が目白押しでビックリでした。

そして、今回の厄除け!子供に厄が移るなんてそんな重要なこと誰かもっと早く教えておいてー。自分だけならまだしも、子供に厄が移るのだけは話が別!いや、本厄始まる前に知って本当に良かった。ギリギリ間に合った感があります。


あれ?厄除けって年末に行ったらまたすぐ年始にも行かなきゃいけないの?

ググってもいまいち分からず。モヤモヤしたので行こうと予定した川崎大師に直接電話して聞きました。

解答
厄払いしてから効果が約1年続くと考えて良いので、例えば年末に来たならまた来年の年末に来れば大丈夫とのこと。(前厄、本厄、後厄と3年間あるのでその3年間が終わる頃まで計3回行うのがベスト)


更に、
「今の時期に来といたら良いですよ。落ち着いて受けられますからね。年始になるととにかく人が多過ぎて混雑しちゃうからね。」とアドバイスされ、その日中に家族連れて行ってきました。

本当だ、お正月じゃないと空いてるのね、川崎大師!
そして調度護摩焚きが始まる頃、息子は昼寝をし出し、夫と息子も同じ場で過ごすことができました。お金払ったのは私の分だけですが、付き添いの家族も一緒にいれるのでありがたいです。

というわけで、無事に厄除けが済み、これで清い体で新年を迎えることができそうです。大袈裟ですが霧が晴れたような清々しい気持ちになりました☆


年始に厄除けを予定している方、また予定していないけどお子さんがいて厄年を迎える方、年末に行かれるのも意外とおすすめですよー。


f:id:ayurun:20151219133741j:image




これで肌質改善されました。おすすめ!実際に効果のある保湿剤

我が家で使用したことのある保湿剤

・ヒルドイドローション0.3%
・パスタロンローション10%
アズノール軟膏0.033%
・ビーソフテンクリーム0.3%
・ビーソフテンローション0.3%

以上は全て小児科や皮膚科で処方される健康保険適用の保湿剤です。肌の保湿はとにかく続けることが重要なので、市販のもので合うものを探すと金銭的に負担がかかるので、乳児医療症を使用して保険適用のものを処方して貰うと良いです。


顔  ビーソフテンローション0.3%

顔には凹凸があるので、クリーム状のものよりローションタイプのものが塗りやすいです。クリーム状のものだと鼻や目の周りに塗り残しができたりと、とても塗りたくにくいです。ビーソフテンローションは無色透明で化粧水に近い保湿剤です。乾燥がひどい場合はローションを塗った後にヒルドイドソフトを上から軽く塗るとより安心です。
ちなみにヒルドイドのジェネリック医薬品です。

f:id:ayurun:20151226123010j:image



体(春、秋、冬)  ヒルドイドソフト軟膏0.3%

体は面積が広いのでクリーム状のものでも塗りやすいです。洋服を着ると何度も塗り治すのも大変なので、クリーム状のものでしっかり保湿してあげると肌質改善の効果が出やすいです。
現在うちの息子は風呂あがりと朝の着替え時の2回の塗布で間に合ってますが、太ももが鳥肌状になっていたりすねの部分がごわついて乾燥が強かったときは日に3、4回塗っていました。

f:id:ayurun:20151226122918j:image



体(夏)  ヒルドイドローション0.3%orビーソフテンローション0.3%

夏は湿度が高く、また汗をかきやすいので、軽めの保湿にしています。夏はとにかく汗疹ができやすいので、汗を流したり保湿剤で肌を清潔に保つことは必須です。

f:id:ayurun:20151226123051j:image



肛門  アズノール軟膏0.033%

オムツの中は蒸れやすいので、年中肌トラブルが起きやすい箇所です。特に肛門はうんちかぶれで赤くなりやすいです。その炎症を治すのにも予防にもアズノール軟膏がとても効きました。肛門や足のつけ根のシワの部分が赤くなってしまったら軽度の場合これを塗ると治ります。
アズノール軟膏は炎症性皮膚疾患治療剤と書いてありますが、ステロイドも入っておらず副作用も少ないので、皮膚科では肌に合うなら保湿剤として使っても良いと言われ、オムツ替えのうんちを拭いた後と風呂あがりに少量塗っています。
これでほぼうんちかぶれを予防できるので、炎症してから塗って治すより肌に負担がかかりません。

f:id:ayurun:20151226123230j:image



使用した中で、特におすすめでなかった保湿剤
・パスタロンローション10%
伸びが良くとても塗りやすいのですが、尿素が入っているので炎症した肌にはしみるそうです。0歳児の肌には刺激になってしまうと嫌だなぁと思い足に数回塗って辞めてしまいました。
これを使うとしたら炎症がなく、ターンオーバーを強化したい部分や角質が分厚くなってしまった部分などに適しているのではないでしょうか。

・ビーソフテンクリーム0.3%
なぜか、いつもヒルドイドローションやヒルドイドソフトではなくて、ビーソフテンローションを処方してくる皮膚科医がいて、そこへ行ったときにもう少し保湿力の高いヒルドイドソフトも欲しいと言ったら効果同じだからビーソフテンのでいい?と聞かれ出されたもの。使用感はヒルドイドソフトと同じだが、ヒルドイドソフトの方が肌なじみが良い気がする。
何の事情かは分からないが、この皮膚科医のおかげで私の顔にも愛用のビーソフテンローションの存在を知れたので、まぁその点では感謝。

ちなみにヒルドイドローションはヒルドイドソフトとビーソフテンローションの間のような保湿剤。透明ではなく、乳白色のローションです。

ほとんどの場合、希望を言えば希望の保湿剤を処方してくれますが、中にはこだわりのある皮膚科医がいて良く思われなかったり、少しの量しか処方しない皮膚科医もいます。

愛用の保湿剤を見つけて、気軽に希望の保湿剤を希望の量だけ処方してくれる皮膚科を見つけることもスキンケアを楽にしてくれる重要なポイントです。
※2015/12/26追記 小児科医に聞いたところ、小児に対して保湿剤の1度に処方できる上限は200gだそうです。

動きまわる子供に塗りたくってスキンケアするのは毎日のことですからねー。ホント大変なんです。